ローソク足|形状・特徴徹底解説

FXの基礎知識

FX初心者は必見!ローソク足の形状や特徴まで詳しい解説をまとめました

FX初心者の方でローソク足に沢山の形があることを知らない方はいませんか?

ローソク足には様々な形があり、個々にその形が表す意味や特徴がありますので、詳しくご説明します。

FX初心者
ローソク足ってそんなに重要なの??

kuro
はい、重要ですよ!
様々な形があってその1つ1つに意味もあるんですよ。
代表的な物だけでも覚えておくとトレードに非常に役立ちますよ。

FX初心者
わかったわ。
大事なものだけピックアップして詳しくよろしくね!

それでは早速ローソク足の基本的な形から有名どころを紹介していきますので、ご覧ください。

ローソク足16個の解説

ローソク足16個の解説

基本形ニックネーム形状シグナル
太陽線形陽の丸坊主ヒゲが付いていない長時間のローソク足。誰が見ても反応が一致するような材料が発生した時にあらわれやすく、一方向に一貫して大きく動いた事を示すのです。陽線では買い勢力、陰線なら売り勢力が格段に優勢であると断言します。底値圏で陽線の丸坊主あるいは高値圏で陰線の丸坊主が現われたケースでは基調転換のシグナルと注意を向けられるケースも多い。相場が多分に強い事を示している特徴的なローソク足になります。
陽の寄り付き坊主寄り付き方向のヒゲが一切無い、長いローソク足。陽線のケースでは、寄り付き後大幅上昇したが、取引終了までは継続できず、いくらか押し戻されて引けた事を指し示します。寄付きから大きく上昇するも、一番最後に下押しされた大陽線になります。買いのサインには間違いないのですがいくらかの留意が必要です。(とりわけ高値圏や上ヒゲが長いものには用心を欠かすことが出来ません。)
陽の大引け坊主終値方向のヒゲが一切無い、長いロ―ソク足。陽線のケースでは、一時期は始値を下回るが大幅に上昇、高値引け。上ひげが無い大陽線で、強い上昇期待感があって、大幅高をサジェストしています。
コマ(陽の極線)ローソク足の胴体、ヒゲともに極めて短い状態のもとで、株価は始値から上昇して引けているものの四本値が全て近い株価水準であることを意味します。期間中の値動きが鈍く方向性を失くしている状態ともいえ、ボックス相場に入りこれからの株価の動きが読みにくい状況です。株価がいずれに動くということが読みづらいこともあって、コマ(陽の極線)が現れたら当分の間は様子見が良いかもしれません。
カラカサ(陽線)陽線で下ヒゲが長く伸びているものはカラカサと称されています。陽線のカラカサは始値からひとたび大きく下げた後に反転し、始値を越えて上昇して高値引けしている状況大きく下げてからの上昇という観点から底値圏で陽線のカラカサが出ると相場の転換点と言われており、上昇をターゲットにするサインとなります。それとは逆に上昇相場で陽線のカラカサが出たケースでは下落への転換のサインとも言われていますので、上昇、下落どちらのシーンで出ても株価のトレンドは反転のサインであると言うことができます。反発、反落ともに投資家としては掴むと大きな利益を狙うことができる為、見逃さずうまくとらえて売買して利益を狙いたい所です。
トンカチ(陽線)トンカチは、カラカサと正反対にある形で、小さいローソクの実体に長い上ヒゲがでた形です。天井圏か上昇後のひとたびの押しに出現が数多く相場の転換をサジェストしています。大きなトレンドの天井圏は根本的に値動きが凄まじいので、トンカチが出てくる場合でも、大いに長いヒゲだったり、上ヒゲの大陰線や単純に大陰線とかコマや十字線の連続だったりする傾向にあります。

底値圏でも時として出現しますが、酒田五法の組み合わせでは形が見当たりません。

トンボトンボはローソク足の胴体が薄くなりいて下ヒゲが大きく出た形のローソク足になります。上ヒゲはあったとしてもなくても関係なしにトンボと称されています。始値、終値は近い水準とも関係なしに安値が大きく下の水準にあり、下ヒゲが大きくついている状況。胴体が薄いという意味は始値と終値がほとんど同じ水準であることを示していて、下ヒゲが長くついているという点はひとたび大きく下げたことを意味しています。わかりやすく言うと始値がついてから大きく株価が下がってちょっと経ってから始値付近まで値を戻して引けているという状態になります。日中の値動きが荒く相場の転換点を迎えているサインという意味です。値動きを注意を払ってウォッチすることが求められます。
トウバ(塔婆)トウバはローソク足の胴体が薄くなっているポイントはトンボと一緒ですが、トンボと逆であるのがヒゲの向き。上に大きなヒゲをつけている形をトウバと言います。始値、終値は同じ水準ですが、大きくひとたび値を上げて高値を付けてから下落して終値を付けている状況。1日では値は動かなかったけれども日中は非常に値が動いた時のローソク足です。相場の転換点と言われており、どんな風なトレンドになるかは明らかではありませんが、相場の1つである流れが終わり新たなるトレンドが始まるサインであると言われています。ヒゲがトンボとは逆ですが、同じ様に日中の値動きが荒くなってしまっている状況になっています。上昇、下降、ボックスかは明らかではありませんが、相場の1つの流れが終わり、その次の相場の流れへ転換するサインとなります。

 

基本形ニックネーム形状シグナル
太陽線形陰の丸坊主陰の丸坊主は陰線のうち一番売り優勢の形と称されていて、上ヒゲも下ヒゲも無く胴体のみのローソク足です。これについては始値=高値、終値=安値ということになるので、始値から一貫して下落をして安値引けをしたときに出るローソク足の形と言えます。期間中ずっとダウンしているということで相当な売り優勢の相場状況の時に登場し、買いから取引をするにはシビアな状況の中で空売りなどの取引を考えた方が良いかもしれません。始値から下落し続けて安値引けしていることを示しているので投資家心理は随分弱い状況になります。こちらのローソク足の時には買いからは中々入りづらい状況であると言えます。一方的な売り優勢シーンに出るローソク足になります。
陰の寄り付き坊主陰の寄り付き坊主と言いますのは、寄り切り線の一つで、下ひげのある大きな陰線を描いたローソク足のことです。陰の大引け坊主と共に、大陰線と称されています。陰の寄り付き坊主は、相場のある期間の中で始値が高値になって、引けに向けて大きく値を上げ、引けにわずかながら値を上げたケースであります。陰の寄り付き坊主と申しますのは、強い売りの線であり、市場心理としては売りの姿勢が持続されるケースが多いです。一般的には、陰の寄り付き坊主が生じたら売りのサインと言われています。
陰の大引け坊主陰の大引け坊主と申しますのは、上ひげのある大きな陰線を描いたローソク足のことです。陰の寄り付き坊主と一緒に、大陰線と称されています。陰の大引け坊主というのは、相場のある期間の範囲内で始値より高値がありましたものの、引けに向けて大きく値を下げ、安値引けした場合です。陰の大引け坊主は、強い売りの線であり、市場心理として売りの姿勢が持続される場合が多いです。一般的に見て、陰の大引け坊主が出現したら売りのサインと言われています。
コマ(陰の極線)コマ(陰の極線)というのは陰線ではありますが、胴体もヒゲも短いローソク足の形という側面を持っています。胴体もヒゲも短いというのは始値、終値、高値、安値が近い値段となっているという意味で、期間中の値動きが少しだった事を示しております。コマ(陽の極線)と同じ感じの相場状況ですが、株価が方向感を失くしており、その次のトレンドも分かりづらい状況の為様子を見た方が良いローソク足であると言うことができます。胴体もヒゲも短いということから値動きが小さく、4本値がいずれも近い価格であったことを表しています。大きな値動きがなく、陽の極線同様、これからの方向性はつかみづらく、様子見かチャート以外の売買のキーポイントを見つけ出す方が良い時になります。
カラカサ(陰線)ローソク足の形の特徴は長く伸びた下ヒゲと短い胴体になります。上ヒゲは付いていません。長く伸びたヒゲは始値をつけた後にダウンして、大きく値を下げた後に反発して、始値の辺りまで値を戻して引けた事を示しております。大き目に反発していることによりこれからの上昇のサインと言われていて、下落局面などで出てくると相場のトレンド転換時期であることもあります。カラカサ(陽線)と同じ様に下落局面でこちらのローソク足が出たときは大きな買いチャンスであることが多く見られます。
トンカチ(陰線)トンカチ(陰線)というのは形としてカラカサ(陰線)の逆で、下ヒゲは無く、長い上ヒゲをつけた短い胴体のローソク足の形状が固有のものです。寄付きから上昇したにもかかわらず、株価が天井を打ち、それから大きく下落をして始値より安い価格で引けたというシーンでのローソク足です。天井をうって大き目に下落していますので、株価が下落するサインになります。さらに上昇相場でトンカチが出ると相場転換のサインと言われていて、下落トレンドに変換する可能性が高いです。トンカチは陽線でも陰線であっても株価下落のサインになります。チャート分析をしていてトンカチが見えたら、ポジションがなければ様子を見るか、売りに回るなどの戦略を取るようにするといいでしょう。
寄せ線(足長同時線)「寄せ線」だともいい、上ヒゲ・下ヒゲ共に同程度長い十字線のローソク足。売り買い共に力は拮抗している状況が示されています。いずれかが勝れば、その方向に雪崩のように動く見込みがあります。攻防の分かれ目です。下落相場ではこちらの拮抗は、買意欲がこれまでの売り意欲に追いついてきていることの証とも言え、下落から上昇に結び付く可能性が出現します。かえって上昇相場でのこの状況は、これまで優勢だった売り意欲が買い意欲に取って代わられようとしていることの証拠と考えることができ、上昇から下落になり代わる可能性が出現します。転換相として解釈されるながらも、十字線はこれまでのトレンドが方向感を見失っている状況とも判断でき、その次の動きがどんな風になるかをきちんとジャッジすることも必要不可欠です。
4値同時足4値(始値・高値・安値・終値)が全部同じになります。事あるごとに「相場が様子見であり、転換点が近いあるいは加速」と案内されていますが、相場様子見や薄商いの時に出てくることがあります。トレンドの転換も暗示しています。

2本のローソク足の典型的な組み合わせ

2本のローソク足組み合わせ

上記の16個のローソク足は覚えていただけたでしょうか?
続いては二本のローソク足の組み合わせパターンもありますので、見ていきましょう。

1.かぶせ線

かぶせ線

ローソク足の組み合わせの1つかぶせ線とは、前の日の大陽線の後、終値よりも高くスタートしたが、当日の終値は前の日の陽線の範囲内に終値をつける大陰線の型をいいます。

陰線が陽線に覆いかぶさっている形から、かぶせ線と呼ばれております。とりわけ前日陽線の中心以下まで陰線がかぶさったケースになると、これまでの買い勢力が弱まり、相場転換となることが多くある事を暗示するローソク足の組み合わせです。

かぶせ線となっている2本のローソク足を組み合わせて画策すると、上影の長いローソク足が発生します。

こちらのかぶせ線が高値圏に出現すると、相場参加者の心理は、1本目陽線で終わった時点では、まだまだ上がると感じているところに、2本目の陰線で売り圧力に押され、利益確定売り等が出始め相場の転換が示唆されるのです。
上値が重い状態、高値圏で買い手が皆無の状態がイメージできます。

2.切り込み(切り返し)線

切り込み(切り返し)線

かぶせ線とは逆の型で、前の日の大陰線の終値より下からスタートし、陰線の中心を上回る所まで戻して終了した状況でのローソク足の組み合わせを切り込み線(切り返し線)と言います。

相場の下位に生じた切り込み線(切り返し線)というのは、売り勢力が弱まり買い転換であることを暗示します。

引けが前日の終値と比較してどの時点まで高く寄り付いたかで、「差し込み線」「入り首線」などと細分化されますが、ローソク足の抱える意味合いから見たら、底を打ち切り返してきたところで、売り圧力が弱まっている状況ということです。

底値圏で出てくることで、こちらより下の価格においては買いたいという投資家の心理を見ることができます。

2本のローソク足を組み合わせた切り込み線(切り返し線)を1本に組み合わせて画策すると、たくり線の下影陰線が出現します。
売り圧力が一休みしている状況を伺うことができます。

相場参加者の意識としては、二本目の陽線のローソク足の出現で、前の日の陰線の安値や引け値を心に留めるところではやれやれと言うような売りに押される事がいっぱいあるのが実際の所です。
ではあるのですが、こちらの切り込み線はそういった戻り売りなどを遂行してなお上昇しているのです。
市場には売り物がほとんどなく、値を戻しやすい状況といえます。

このことから考えて、底入れ感が強まった型あると解釈できます。

3.はらみ線

はらみ足と言いますのは、前日の値幅以内で動きこれまでの売り方買い方が小幅な動きの中でせめぎ合っているローソク足の組み合わせ。

前の日の大きな動きを元にして、当日の小幅なローソク足をはらんだお腹の子と見立てた名称をはらみ足と言うのです。
相場の流れが変容するサインと見ます。

「はらみ足」のまたの名を「はらみ線」とも呼びます。

底値圏の「陰の陽はらみ」

価格の下落途中、底値圏で大陰線が見えてくる場合、つまりセリングクライマックスが発生します。
買い方の投げ売り状態であることが予想できます。

その次は、大陰線にはらんだ形で陽線が出現したケースを「陰の陽はらみ」と呼んでいます。
売り物が出つくした状況で、買い方の勢力が少しだけオーバーしている様子です。

陽はらみが寄引同時線でも同じ兆候を伺うことができます。
寄引同時線だったり陽線の実体の短いローソク足であるのなら、エネルギーがその個所に集中していることになります。

そして、何かしらの契機が生じれば、上昇トレンドへ転換していく型となるのです。

陰の陽はらみ

陰のはらみ線

前日、価格が下落するということは、買い持ちしている方の失望売りが出ており、

買いの勢い < 売りの勢い

の状態で、買われるだけのファクターがないために買いに動くことはしないのです。

その日、好決算や何らかの良い条件が発表されたことで、買いに動き陽線が出ることになったと思われます。
これを受け、

買いの勢い > 売りの勢い

の状態に変容し、上昇トレンド転換期待となります。

とりわけ安値圏では、買い持ちしている人の手仕舞い売りがほとんど出尽くしていると考えれるので、買いのエネルギーにより反転上昇することに変化します。

高値圏の「陽はらみ足」

陽はらみ線

価格の上昇途中、大陽線は買いが活気づいている状態。
当日安くスタートし、買い方の勢いが落ち着いたことがイメージできます。

大陽線の翌日のローソク足は陽線でも、陰線でも構わないのですが、安く寄り付き前日の始値を下回らないので「はらみ足」の形に変化します。

高値圏の陽はらみ

前日の大陽線のローソク足は、

買いの勢い > 売りの勢い

の状態で、買いのエネルギーが強いことの現れです。

当日、高値圏ということもあり、買いのエネルギーは弱り「陽のはらみ」になったと思われます。

これを受け、ある程度

買いの勢い < 売りの勢い

の状態に変わり買いが落ち着き払ったことになります。

4.出合い線

出合い線

大きな陰線が現れた以降に、それに競争する感じで大きな陽線が鉢合わせするようにローソク足がなった状態を出合い線と言っています。

こちらのローソク足が見られる様になると、相場が変化を見せる転換期のサインになります。

ポイント

中々こちらの出合い線はチャートでみられる事が少ないため、見い出すことが出来たら相場が変わると思って間違いないでしょう。

出合い線から見られるチャンスは見逃さない

その中でもまぎれもなく見逃してはいけない出合い線のパターンがあります。

これに関しては底値圏での出合い線になります。

基本的には底値圏の出合い線が確かめられると「上昇」のハッキリとしたサインになります。

ほとんどのケースでは、売買出来高も急激に増えて行く事が多いです。

注意ポイント

しかしながら、このサインが現れたらかなり早い段階で上昇は進むので、出合い線がでたらなるべく早く買いで取引する様にしましょう。
すぐに購入出来ないのであれば、見逃した方が良い位です。

価格がダウンする時の出合い線のサイン

下落の出合い線先に価格が逆に動くサインとして出合い線を列挙した様に、時々価格が急落する事もあります。

これは先に紹介したパターンとは逆のローソク足で、陽線の後に陰線がかぶさる様に生じている出合い線になります。

これまでは価格は上がって来たけれど、これから下がりますと言うサインになります。
この先相場が弱くなると予測される物なので、見落とさないでこれが出てきたら手持ちを売る様にするのがオススメです。

売るならば欲を出さずになるべくスピーディーに処分をする様にしてください。

相場は相場に聞けと言う格言があるように、チャートを分析する事は極めて大事な作業の1つです。
チャートはデータですから、真実を語ります。

5.毛抜き

毛抜き

毛抜き底

毛抜き底は、毛抜き天井とは逆で、前日と当日の安値が下ヒゲで揃っている形を意図します。

ポイント

長い下落の中においては、 フェイクで出てくるケースもあるので、移動平均線やアノマリー的な日柄とトータルで、エントリーするなら最後の手段の指標として使えば賢明でしょう。

底値圏の動きは、暴落をのぞけば売る人が低減してきてきてることから、価格の変動がそれなりに緩やかになることが多いです。

毛抜き天井

毛抜き天井は、前日の高値と当日の高値が同じ状態で、2日とも上ヒゲが出ているローソク足の並びを意図します。

天井と言いますと、大相場の天井をイメージしがちですが、天井圏のもみ合いの天井や中波動での2番天井でも発生します。

因みに、ローソク足の実体の長さに定義はないことになりますが、天井圏では値動きが凄まじいことから実体の長いローソク足で毛抜き天井を覚えておくと役立つと思います。

下げに転じるというわけですから、陽線から陰線で毛抜き天井成立というようなケースも多いです。

しかし、何が何でも大陽線・大陰線で成立するじゃないと思いますので、あくまでも前日と当日の高値とヒゲが並んでいるかで判定しましょう。

投資家心理・行動としては、マーケットにそろそろ利益確定したい投資家が増加してきていて、前日の高値をターゲットにして指値で利確設定をしている投資家もしくは大口投資家の強い売り圧力で前日の高値を越えられず、下げてきて始値を割ると、短時間で売買するスペキュレーターたちの損切りや空売りによる売り圧力で陰線形成となると思います。

実際、そういった予想はそれほど意味をなさないのですが、覚えやすいのでこのような場合もあるなみたいに思ってもらえると何かと便利です。

重要なのは、こちらの形がでたらこのようなエッジ(=優位性)があるという事を学習したり分析したりすることです。

酒田五法の5つのパターン

酒田五法とは何と....江戸時代から続く最古のテクニカル分析方法です。
そのチャートパターン5つを詳しく解説していきますのでご覧ください。

1.三山(ヘッドアンドショルダー)

三山

三山(さんざん)と申しますのは、アップトレンド相場の天井トップからのリバーサルを表すパターンで、「トリプルトップ」とも称されています。

パターンは原則アクションをデフォルメしてシンプルに象徴しているだけなので、リアルトレードのチャートでは何がなんでもキレイな形になるとは限らないということです。

マーケットは、上昇しては暫定的に売られ押し目が構成され、それからまた上昇して高値をオーバーしていく波を常に形成しながら動いていくので、高値抵抗線/レジスタンスの売り圧力がかなり堅固なケースでは、キレイな3つの山を形成しリバーサル転換することがよくあります。

1つ目の山:高値をつけ強い下への圧力でひとたび下落しリトレースし押し目となる。

2つ目の山:高値に再チャレンジするが抵抗が強力で、高値をブレイクできずに押し戻されダブルトップを形成。

3つ目の山:さらに高値に3回目のブレイクチャレンジするも抵抗線/レジスタンスラインを超えられず押し戻され「トリプルトップ」を形成。

このような内容のアクションのケースでは、上へのより一層のブレイクを諦めひとたび利益確定したり、抵抗線がさらに堅固なこれ以外のレジスタンスと重なっていたりすると逆張りの売りも入りエネルギーが重なるのでむしろ一足飛びでネックラインを下へブレイクし、サポートとレジスタンスの転換が生じ大きな下落トレンドへと繋がりますので上昇トレンドから下落トレンドへ転じる確率が高いということになります。

3つ目の山の状態になると、価格は高値を目論むエネルギーがすでに無く、ロングトレーダーのロスカットも巻き込みながら一足飛びに下落していくでしょう。

2.三川

三川

三川(さんせん)は、三度の安値更新に失敗した三山の逆バージョンで、アップトレンドへのリバーサル転換パターンです。

海外では「トリプルボトム」と言われていて底割れに失敗して3つの逆山/谷を形成する考え方です。
そうした後はリバーサル転換してアップトレンドを形成します。

下落トレンドが幾らか長く続くと、割安感のロングや売り尽くされ継続的な売りが続かずに段々と買いエネルギーも大きくなってきますので、双方のエネルギーがぶつかり合い一時的なレンジが構成され底値圏/ボトムでの揉み合いが生じます。

2回目の底値ブレイクが失敗してダブルボトムを形成し、さらにラストのエネルギーでもう一度底値ブレイクをトライしますが、失敗し逆山/谷を形成し「トリプルボトム」を形成します。

ここでの底値ブレイクの失敗はほぼ確実にリバーサル転換が発生し、アップトレンドを形成する確率が大きくなるのです。

宵の明星

宵の明星についてはチャートの暴落を示しているので、至極当然売りシグナルです。

これまで上昇トレンドでしたが、下降トレンドに転換するサインなので見逃すことがないようにしましょう。

明けの明星

明けの明星買いシグナル

これについてはこれから先のチャートの上昇を示すので、買いシグナルです。

これまで下落トレンドだったのが、上昇トレンドに転換するサインなので見逃すことがないようにしましょう。

3.三空

三空

三空踏み上げ

上昇相場の進行中に陽線のローソク足が4本連続し、三空が出現したケースを三空踏み上げと言っています。

市場は強気ムードで買いが押し寄せた事から現れたローソク足の組み合わせで天井打ちを示唆します。
酒田五法では三空踏み上げに売り向かいなさいと言われ、非常に強い売りのサインとなります。

一足飛びに買いが入り、買い方はもはや買いつくしてしまっているというのが現況です。
ラストまで耐えていた買い方が入ったことで、最後の窓を明けこれ以上の買いは入りにくい状態と言えます。

いったん下げ始めると誰よりも先にと投げ売りが入ることがイメージできます。

三空叩き込み(酒田五法)

三空が長い下落相場の後に出現したケースでは、酒田五法では三空叩き込みに買い向かいなさいと言われ、買い場となる見込みが大となります。

市場参加者の心理状態を類推すると、買い方は、追証が生じ投げ売り状態であることがイメージされます。
売りが売りを呼び見切り売りが続発していますが、大底をチェックした後は、買い残が減少してきていることなどから上値に抵抗は無いと思います。

真空地帯を抵抗なく下げ続けており、むしろ上昇に弾みがつきやすい状況となっています。

4.三兵

三兵

三兵と言いますのは、陽なら陽、陰なら陰が3本並行して、同一の方向に階段状になっているケースを意図します。

赤三兵

陽線のローソク足が連続したものを酒田五法では赤三兵と言われています。

上値および下値とも切り上げるジリ高で、大きな上げ相場の初期段階を指します。
しかしながら、赤三兵でも高値圏で出現し、上ヒゲをひいてきたのは赤三兵先詰まりとされ上伸力が鈍いことだと言えます。

赤三兵

下値を各々切り上げ、上値を各々切り上げて上昇している状態を指し示しています。

売り方は、そろそろ買い戻さないといけないとなると思いますし、一方の細心の注意を払った投資家は、そろそろ買ってみようかという心理状態が予測することができるので、上昇の予兆一言でいうと買いサインということになるわけです。

ただし、高値圏や十分上昇した後の赤三兵は、上げ過ぎているとも読み取れるため、天井が近いということだと考えられます。

赤三兵買いサインとして有効なのは、保ち合い期間または、下値(下落時)ということになります。

黒三兵

一方で、陰線のローソク足がが3本連続して並行したケースを「黒三兵」あるいは「三羽烏(さんばがらす)」と言います。

大引と寄引が同じ値段で続いているものが、「同時三羽」で酒田五法ではとりわけ弱い線と言われています。

黒三兵(三羽烏・さんばがらす)

黒三兵 (三羽烏)は、上昇トレンドあるいは下落トレンドの中の戻りの場面に現れると気をつける必要があります。

3つの長い陰線のローソク足が続き、二本目が前日(前週)のローソク足の胴体(実体)の幅でスタートします。
それから、引けにかけて前日の終値を下回り、 三本目も二本目と同じ様な型のローソク足を形成したものが黒三兵(三羽烏さんばがらす)になります。

弱気の陰線が続き下落相場への転換を暗示します。

相場参加者の心理的側面を考察すると、上値および下値を次第に下げ続け、買い方としては上値の限界を感じ始め、売り方にとってはチャンスがやって来てきていると思います。

黒三兵を一本にまとめてみると、大陰線が発生することがうかがえます。
相場全体が弱気にコントロールされている事を示しております。

注意ポイント

最初の陰線が上放れたところから出ると、「押さえ込み線」となり、これに関しては、買いシグナルとなりますから、1番先の陰線の位置に気をつける必要があります。

5.三法

三法

三法と言いますのは、酒田五法の中にあっても「相場三位(味)伝」で、「売り」、「買い」と同時に重要としているのが休むこと。
休むも相場を説いたものです。ローソク足の組み方やローソク足分析とは違って、相場の転換点であるのか小休止なのかなどを見定める心構えの事だと言えます。

狭い範囲での保ち合い相場においては、盛んに売買をしてもそんな簡単には収益が増えるものではありません。

手数料などの不必要なコストも引き起こされ利益を上げることは難しい相場付きのケースでもあるわけです。
そういった場合には、休むことも重要であるというわけです。

酒田五法でのこちらの教えが三法で売り、買い、休みの3つを指し示しているわけですが、転じて相場の中で引き起こされる保ち合い(=小休止)を考慮して相場を読むことを指しています。

上げ三法

上昇していく過程で現れた「大陽線」の後に、小さな陽線や陰線をはらんでいて、大陽線における高値を「陽の丸坊主」で抜けたもの。

また、保ち合い相場を上抜けするときの状態を指し示しています。
こちらを「上げ三法」と呼んでいます。

はらんだ小さな腺は、小休止を意味するのです。
大陽線の安値が支持線です。

また、高値を抵抗線とし、当該の抵抗線を抜けたことから「強い線」と解釈することができます。
こちらの小休止の間は、上抜くとも下抜くとも予見できないので、休んだほうがよいという捉え方です。

ポイント

・3本目にある陰線が「大陽線の安値を下回っていない」
・3本目にある陰線が大陽線を下抜けた場合、上昇エネルギーよりむしろ下落エネルギーの方が大きい
・3本目にある陰線が大陽線を下抜けたケースになりましたら、三羽烏つまり下落のサインとなります。
・保ち合いを上抜けた場合には、「買い」になります。

市場に参加しているトレーダの心理について

上昇の初期段階に勢いは、かなり上がりましたが、今の状態で高抜けるか、または利食いするかと心理的なぶつかり合いの果てに高く寄り付き、安く引ける小陰線が続けて発生しています。

しかし、一足飛びに上げた大陽線の安値を下回ることが出来ずに、大陽線の範囲内において終了しています。
このことから言えるのは、上昇のエネルギーはまだ残存していると見て取れるわけです。

下げ三法

下げ三法」とは上げ三法の逆の型を意味し、下落相場の途中において、前日の陰線の値幅の範囲内において、三本の陽線が入り込む型の事です。

支持線を下抜けた場合、「弱い線」と読み解けますが、当該の線が出るまでは、休んだほうがよいという本間宗久の教えになります。
下抜けば、それ以降も継続して下げの相場が続くことになります。

陽線でも陰線でも、大きな値幅を出した日がスタンダードになることが多いです。

その日の型が懸案事項となるのではなく、大きな値幅の「始値」と、「終値」(高値と安値)が問題であって、当該の始値、終値、高値、安値をいずれに抜けるのかが肝要になるのです。

ローソク足の形状や特徴まとめ

ローソク足|形状や特徴まとめ

今回はFXの基本『ローソク足』の有名どころをご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?

・基本的な16個のローソク足
・2つ組み合わせたローソク足
・酒田五法の5つのパターン

FXトレードをして行く上では絶対覚えておいた方が良いので、まだ不安な方はもう一度上に戻って読み返しましょう。

ローソク足を覚えた方は次にテクニカル分析やファンダメンタルズ分析も一緒に覚えましょう。
実戦で必ず役に立ちますので、以下の記事にしっかりと理解できるようにまとめてありますのでご覧ください。

テクニカル分析はこちらから

ファンダメンタルズ分析はこちらから 

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